【さぽーとノート】
Note Vol.17
「Wi-Fiの速度が大幅にあがるかも!? Wi-Fi6Eについて」2023.1.31

新年明けましておめでとうございます。NCTサポート部の小林です。
本年もNCTをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、前回の【さぽーとノート】Note Vol.16「インターネットが遅い!?原因を知ろう!」の最後にお話しした、Wi-Fi6Eに関して、現在NCTで確認できている内容をお知らせしたいと思います。

Wi-Fi6Eとは!?

6GHz帯が使用可能となったWi-Fi規格

日本では、2.4GHz帯、5GHz帯の2種類の電波をWi-Fiで使用してよいと定められていました。
Wi-Fiの利用が拡大したことで、新たに6GHz帯の電波も使用できるように変更されました。
この6GHz帯の電波に対応したWi-Fi規格がWi-Fi6Eです。

メリット

2.4GHz帯、5GHz帯と比べて速度が速い

5GHz帯が最大1Gbpsの通信速度に対し、6GHz帯は最大2.5Gbpsの速度となります。
6GHz帯の電波も使用できるWi-Fi6Eは、より高速なWi-Fiを利用できます。

電波干渉されにくい

2.4GHz帯は電子レンジなどの家電製品、5GHz帯は飛行機などが使う無線に干渉されますが、6GHz帯は今のところ、使用している機器が無いため、電波干渉されにくいとされています。
Wi-Fi6Eは、より快適なWi-Fi環境を実現できます。

デメリット

電波の届く距離が短い

電波は、周波数が高くなると、届く距離が短くなる特性があり、2.4GHz>5GHz>6GHzの順となります。
6GHz帯の電波の特性を理解し、以下の注意点も踏まえながらWi-Fi6Eを活用しましょう!

Wi-Fi6E利用時の注意点

Wi-Fi6Eに対応したルーターが必要

当然の話かもしれませんが、Wi-Fi6E対応のルーターが必要となります。

PCやスマホがWi-Fi6Eに対応している必要がある

ルーターをWi-Fi6Eにしたからといって、各端末が対応していないと、従来の2.4GHz、5GHzしか接続できません。

ご契約中のインターネット速度が1G以下ではあまり効果が無い

ルーターの速度が速くなっても、ご契約中の速度が遅い場合、効果はあまり感じられません。
弊社では、10Gのプランでご使用になることをおススメします。

 

いかがだったでしょうか。現時点で確認している内容を簡単にまとめました。やはり、速度が速いのが魅力ですね。
まだ登場したばかりの技術ですので、今後も動向に注目です。

新しい技術が日に日に登場している昨今。
さぽーとノートでは、今年も最新情報へのアンテナを高く張って、新しい技術をどんどん紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!

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