【日本酒道場ブログ】
つ、ついに!仕込みます!!
~後編~ 2019.12.22

こんにちは!「日本酒道場」担当NCTの幸せの丸顔 あきまる です♪
長谷川酒造様とのコラボ企画!NCT開局30周年記念事業「日本酒道場」
仕込み体験レポート~後編~です!

仕込み体験レポート~前編~は こちら
仕込み体験レポート~中編~は こちら

▼酒の仕上がりを左右する!繊細な洗米!!

続いては「洗米」です。
家で毎日お米を研いで(洗って)いらっしゃる方も多いかと思いますが、日本酒造りにおいて「洗米」は重要な工程です。
今年のお米の状態を確認して、秒単位で「洗い」⇒「すすぎ」⇒「浸水」をしていきます。
予め水を入れた「たらい」を用意しておいて、杜氏がストップウォッチ片手に合図を出します。

メッシュの袋にお米を入れて、まずはお米が割れないように優しくお米を泳がせるように洗います。
杜氏の合図で、次のすすぎ用の「半切り」と言う容器へ移動し、優しくお米をすすぎます。

再度、杜氏の合図で次の「半切り」へ移動。
水から上げるタイミングがとても大切とのことで、少し緊張した面持ちで皆さん頑張っていらっしゃいました。

こちらが「洗米」後の水です。思ったよりも白く濁っています。
今年は猛暑による水不足の影響で、米の品質が悪く小粒で割れやすいため、吸水の加減が難しいそうです。

▼機械でギューッと。

今日の作業はこれにて終了!の予定だったのですが、専務さんから 「ちょうど、これから機械を使った上槽(搾り)をするところなので、見学されますか?」との嬉しいご提案が。
仕込みタンクにホースをつなげて、中の「もろみ」を自動圧搾機に送り込みます。

自動圧搾機を横からみるとこんな感じ。
アコーディオンのような形をしていて、何枚も布を重ねた板を連ねてある中に「もろみ」を入れて機械で少しずつ圧力をかけていきます。
お酒を搾り出した後には、この板に「酒粕」が残ります。板からきれいに剥がしたものを「板粕」として販売しますが、大量に出るため欲しい方には差し上げているそうです。
ぜひ、粕漬や煮菜に使っていただきたいですね。

搾りだされたお酒は、品質チェックのため杜氏が試飲をします。うぅ…飲みたかった…。

早朝から行った「仕込み体験」は、これにて終了!
「もろみ」は約1か月程かけてゆっくりと仕込まれます。1月下旬に予定している「雫しぼり」体験まで、美味しいお酒になるように祈ります。
終了後は、銘柄とラベルのデザインについて、参加者の皆さんからも意見をお聞きしました。

最後に、NCTニュース用に撮影班の八木ちゃんがインタビュー♪
車で来られていなかったので唯一試飲出来た参加者の方に、感想をお聞きしました。

さてさて、3回に分けてお伝えした「仕込みレポート」いかがでしたか?
繁忙期で猫の手も借りたいほどお忙しい中、快く受け入れをしてくださった長谷川酒造様ありがとうございました!

次回は「雫しぼり体験」!もろみの状況によってギリギリに日程が決定します。皆さん参加出来るといいなぁ。

「仕込みレポート」は以上です。 次回もお楽しみに♪
 

2019年12月22日 あきまる

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